協働法人・団体を募集しています

一般社団法人ガラス未来研究所は、ガラスのもつ特性と優位性を探究すると共に、廃棄ガラスの有効活用や新規の付加価値開発を進めています。日常活用されているコップ、窓ガラス、ビン等の使用済みの廃ガラス・びんは、全国でも把握できないほど大量に発生しており、その用途開発も重要課題であります。
廃棄ガラス自体、いろいろな色合いがあり、同色ガラスを選別・粉砕し、メッシュの異なるガラス砂として、単独で、あるいは、混和して、ユニークな色合いの砂として楽しむことができます。また、選別したガラスを溶融し、ガラス玉やビンコロ(レンガ状)に加工し、色彩豊かな装飾ガラスとして生かすことができます。

ガラスの再利用で社会に貢献

リサイクルガラスの活用は、国連が定めるSDGs活動の観点からも有意義です。ガラスを製造する際に使われたエネルギー(ポテンシャル)はリサイクルガラスとして新たな活路を見出すことで生かされます。
業種のことなる多くの企業がガラス未来研究所会員として結集、未来に向けてガラスの新たな活用方法を開発していきます。

環境資源としての
ガラスが注目されています。

天然資源である「砂」が現在貴重な存在になっています。大規模な埋め立て工事やコンクリートやアスファルト混合物を作る際に使われる細骨材として使用されることや、ガラス建材・自動車ガラス・家電製品などに使われることが砂不足の主な原因です。ここで注目されているのがリサイクルガラスで作られるクリスタルストーン・サンドです。廃ガラスやあきびんなどを破砕プラントで砕いて粒状にしたもので安全・無公害です。天然砂の代替えで細骨材にクリスタルストーン・サンドを使用することにより、山砂採取を抑制することができ木材伐採等もなく、環境に優しい骨材として活用いただけます。

このようにリサイクルガラスを用いた新資源への取組は環境保全にも役立っています。

ガラス未来研究所は、各機関と連携して研究・開発を行っています。